目的
今回は、gitbashを使用してシェルスクリプトを作成し、複数のファイルを一括で開く方法を紹介します。
作成するシェルスクリプトの概要
作成するシェルスクリプトは、ユーザーが選択した番号に応じて、指定されたファイルを一括で開くものです。具体的には、1を選択すると「file1.txt」、「file2.txt」、「file3.txt」の3つのファイルを、2を選択すると「file1.txt」のみを、3を選択すると「file2.txt」のみを、4を選択すると「file3.txt」のみを開くようになります。
シェルスクリプトの作成手順
まず、sh形式のファイルを作成します。今回は例として「openfiles.sh」を作成します。まず、目的がわかりやすいように結果から述べたいと思います。
- まず、シェルスクリプトを作成するために、任意のテキストエディタを開きます。
- 次に、以下のようなコマンドを記述します。
#!/bin/bash
echo "どのファイルを開きますか?"
echo "1) file1, file2, file3"
echo "2) file1"
echo "3) file2"
echo "4) file3"
read -p "番号を入力してください: " VAR
case "$VAR" in
1) start file1.txt
start file2.txt
start file3.txt;;
2) start file1.txt;;
3) start file2.txt;;
4) start file3.txt;;
*) echo "無効な番号です";;
esac
3. 作成したシェルスクリプトを任意の名前で保存します(例: openfiles.sh)。
実行方法
作成したシェルスクリプトは、ターミナルで以下のコマンドを実行することで使用できます。
sh openfiles.sh
まとめ
以上で、gitbashを使用して複数のファイルを一括で開くシェルスクリプトの作成方法を紹介しました。この方法を使用することで、CUI環境で効率良く複数のファイルを開くことができます。
参考文献
- Linux入門:shellとは?作り方から実行方法までを解説! | 侍エンジニアブログ
- シェルスクリプトのforループでフォルダやファイルを一括処理|dot blog
- 【シェルスクリプト】一気にファイルとディレクトリを作成 | Zenn
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