※日本株とアメリカ株のみ対応
※チャートは日足のものとなっています
概要
前回のver1-1の機能に加え、今回は上昇トレンドかどうかを判定する機能を追加しました。
追加した内容
5日足の移動平均線が50日足の移動平均線を上回った場合、上昇トレンドと判断します。逆に、5日足の移動平均線が50日足の移動平均線を下回った場合、下降トレンドと判断します。
プログラムの実装
以下に、追加したプログラムの一部を示します。
# 5日移動平均と50日移動平均の関係を判定してトレンドを表示
trend = ''
if rdf['ma5'].iloc[-1] > rdf['ma50'].iloc[-1]:
trend = '上昇トレンド'
else:
trend = '下降トレンド'
# トレンドを表示
fig.add_annotation(
x=0.86, # x座標(1は右端)
y=1, # y座標(0.9は上から少し下の位置)
xref="paper",
yref="paper",
text=f"トレンド: {trend}", # トレンドを表示するテキスト2
showarrow=False,
font=dict(
family="Arial",
size=12,
color="black"
),
bgcolor="lightgray",
bordercolor="black",
borderwidth=1,
borderpad=10,
opacity=0.8
)
具体的なコードは、こちらのGitHubリポジトリをご覧ください。
ツールの使い方
前回と同様 https://powerbalance-sp.com/?p=258
まとめ
今回は、5日足の移動平均線が50日足の移動平均線を上回ったか下回ったかで、上昇トレンドか下降トレンドかを判断する機能を追加しました。今後は、さらに多機能なツールを開発していきたいと考えています。
キーワード
- 移動平均
- リスク評価
- 株価分析
- Python
- システムトレード
- 投資戦略
- プログラム開発
- データ分析
- データビジュアライゼーション
- フィナンシャルテクノロジー
以上、上昇トレンドの判定機能を追加した記事でした。
ご覧いただきありがとうございます。
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